【株式投資】銀行株祭りの終焉?日銀所信聴取で香った日銀新総裁候補のハト感【2023年2月20日~2月24日】

投資

2023年2月4週目の注目は、何といっても2月24日9時30分から行われた日銀新総裁候補への所信聴取だったと思います。

 

テレ東BIZでLIVE中継されましたけど、視聴者の8割は株式トレーダー、FXトレーダーだったのではないでしょうかw

 

 

私もLIVE中継を流しながら、三井住友FGの板に張り付いていましたけども、質問がはじまったら下げはじめ、植田さんが話始めたらピクピクと「どっち?ねぇ、どっち??」というような動きをしておりました。

 

緩和路線の継続を口にした時は、下にすっ飛んでいくのかと思いましたが、意外にパニック売りのような状況にはならず、少し走るもすぐに買いが入るといった動きでショート勢も攻めにくい感じが見受けられました。

 

YCCの撤廃については明言を避け、市場に配慮した回答でうまくしのいでいらっしゃったように思います。

 

印象としては、タカよりはハトな感じを受けました。

 

緩和路線の継続を繰り返し発言しつつ、継続的な2%の物価上昇を達成したらの条件付きではありますが国債の大量購入はやめるべきといったQE終了=YCC撤廃をにおわせることも忘れないしたたかな感じもありつつと新しい風を吹き込んでくれそうな感じもありましたので、日銀新総裁に就任された際はがんばっていただきたいなと思いました。

 

声が震えていたところに人間味も感じましたしね。

 

銀行株の動きはというと、緩和継続とYCC撤廃に関する言及なしということで、いったんの高値をつけた可能性は感じます。

 

所信聴取がはじまる9時30分まではいったん掘りつつも高値を奪還し、「たかいたか~いドスン」をやるつもりか?と思ってみていましたが、本当にドスンを喰らわしてきやがってくださりまして、銀行株の保有比率が大きめの私は涙目でございます。

 

富山第一銀行(7184)とか下げすぎやろ・・・

 

いなごがびびってぶん投げた感がすごかったですね。

 

とは言え、メガバンクは2%も下げていませんし、各地銀もそこまでの影響はなかったように思います。

 

が、チャートは正直なもので各銀行株の日足チャートは天井を打ったような陰線を引いているものが多い印象です。

 

9時半までギャップダウンの寄付から上に持っていったのはこの日足を作るためなのか?と思わざるをえないようなローソク足ですが、昼の値動きを見れていないリーマントレーダー等が仕事終わりに銀行関連銘柄のチャートを見て、「週明け売らないとやばいかも・・・」と思わせるには十分な形に仕上げたなという感じがします。

 

週明け月曜日の銀行株の寄付からの動きは、いったん投売りがでるのかなという印象です。

 

どの銘柄も日足の25SMAに接近しているものが多く、これにタッチして跳ね返るのか下に突き抜けるのかは要注目です。

 

出来高はそこまで盛り上がっていませんので、直近3か月で買い上げてきた主体が売りに転換するのかが気になるところ。

 

今後もYCC撤廃ネタは使えると考え、いいふるい落としの場所になると考えている可能性もあるのではないかと思いますので、衝動的なド転などは行わないようにしたいと思います。

 

ちょっとチキってヘッジ売りは入れちゃいましたがw

 

銀行株に逆風の動きとなった=他の景気敏感株には好材料ということで、前日夜に爆上げしたエヌビディアの影響もあって半導体関連株が急騰、海運も絶好調、シクリカルは鉄意外は強い動きとなり日経平均は27453円まで上昇し、大陽線をたてました。

 

また、ドル円が9:50につけた134.05円からじりじりと上げ続け、136.5円まで上昇しています。

 

このことからも日銀新総裁候補の印象は、ハト派として市場に受け止められたように思います。

 

22時30分発表のPCEデフレーターが強く、米国10年債利回りが上昇したこともドル高円安要因ではありますが・・・

 

どのような形で月曜日の日本市場が反応するのか未知数な点が金曜のナイトセッションで多く発生しており、上下に右往左往しそうな予感がしていますが、往復ビンタを喰らわないように気を付け、2月最終週も乗り切りたいと思います。

 

2023年2月4週のチャート振り返り

 

それでは先週のチャートチェックです。

 

【日経225 日足】

 

水曜日に27200円を下抜いて「完全に終わった・・・」と思った人も多かったのではないかと思いますが、金曜日に奇跡の復活で27450円まで戻して取引を終えました。

 

結局、レンジ相場継続です。

 

木曜日の祝日をがたぶる震えて過ごしたロンガーさんは歓喜。

 

しかし、いよいよ煮詰まってきた感があります。

 

そろそろどちらかに大きく動くのではないかと思います。

 

節分天井彼岸底を信じるのであれば下ですが、ここにきてドル高円安のトレンドが強く出始めているため、日経225は強い動きを見せるかもしれません。

 

米国市場もダウとS&P500はぎりぎり割ってはいけないラインで持ち堪えているようにも見えるので、2月最終週~3月初週は下へのブレイクの可能性は低めかなと思っています。

 

ナスダック、お前はダメだ。

 

ということで、連れ安しやすいマザーズも厳しいかもしれません。

 

シクリカルの下げ過ぎを拾う戦略でいこうと思います。

 

結局、ショート戦略で損をぶっこいた住友不動産のロングとかいったろうかな・・・

 

ちなみに、金曜日のナイトセッションですが、米国市場が風邪をひいたため、日経先物は27345円まで下げております。

 

【日経先物CME 日足】

 

【日経225 週足】

 

長い下髭をつけ、すべての移動平均線の上で耐えた形。

 

金曜日の一発上げで火・水の下落を帳消しにしたわけですが、下にいきたい感がハンパないですね。

 

売り方と買い方がバチバチやりあっており、決着がついたときはすっ飛んでいきそうです。

 

結局、できることは「待ち」だけですね。

 

【マザーズ 日足】

 

一言で申し上げます。

 

「値動きえぐいてぇ~」

 

無理。

 

こんな動き方されたら死にますわ・・・

 

先週金曜日の陰線が嫌な感じと書きましたけど、月曜日に不安払しょくかのような陽線を出して、火曜日も高寄りして期待をもたしたところを下にずどん。

 

水曜日に大幅ギャップダウンで割ってはいけないところを割ってくるとかえぐすぎです。

 

そして、絶好調だった日経を尻目に金曜日も陰線・・・

 

マザーズの値動き、意味不明すぎ!!

 

チャートをパッと見た印象だと「下にいくやろ、こんなもん」としか思えませんが、意味不明マザーズなので760ポイント奪還とかやりかねないのが怖いですね。

 

もう、マザーズはさわりません。

 

HENNGEも20%以上喰らってぶん投げました。

 

水・金と上げ返してきているのに殺意が湧きますが、シカト決め込みます。

 

先週書いたカバーは「ホロライブ推し」という理由で買いたいので別枠ですw

 

【S&P500 日足】

 

4070ポイント以下での日足確定の1発目が3997ポイントとかやめてください・・・

 

火曜日の大陰線で勝負あり。

 

下落トレンド入り確定した感あり。

 

ですが、2年以上続いた下落トレンドの上限ラインにタッチして下髭をつけ、75SMA付近まで戻してきた金曜日の値動きには注目したいところです。

 

ここ、直近の大底になる可能性を感じます。

 

トレンド反転の際、長くおさえつけられていたトレンドラインを越えた後に、1度、トレンドラインまで最接近する動きはよくあるように思います。

 

トレンドラインに引き込まれてしまえば単なるオーバーシュートとして片付けられてしまいますが、ここで切り返せばトレンド転換確定という重要な局面。

 

下を見始めた際のサポート想定だった3960ポイントを守ったこともあり、ここから上に向かうことができれば先は明るいように思います。

 

米国10年債利回りが4%近くまで上昇していますが、4%以上の利回りって異常値な気がするのでさらに米国債が売られる可能性は低いように思います。

 

金利が上に走らなければ、市場は落ち着きを取り戻すと思いますので、上に向かうシナリオも十分ありかと。

 

最近思うんですけど、米国の長期の国債を購入した方がリターンよさそうに思えるのですが私だけ?

 

【ナスダック 日足】

こちらはおまけです。

 

え~、ノーランディングとか言い始めたやつ、三角木馬の上で土下座して頭剃り上げやがってください。

 

ナスダックの動きも意味不明ですね。

 

マザーズの動きが意味不明な原因はこいつかもしれません。

 

金利急騰に連れ安しただけなんでしょうけど。

 

2月2日の高値の起点となった1月31日の始値付近で堪えているようにも見えますが、11500ポイントを割ったのは痛い。

 

11200ポイントをタッチしてから戻してきた方が自然な感じはします。

 

でも、ここから200ポイント下に向かうと雰囲気が悪くなりすぎる気がしますし、いまの値位置で耐えて反転してほしいですね。

 

【ドル円 日足】

 

75SMAをスルーしてそのまま打ち上げ花火でございますw

 

135円以下でレンジを形成するストーリーをメインで考えていたため、強気で入れなかったのですが、2月21日にスルッと75SMAをパスしたのを見て「上もあるか?」となり、ちょろちょろ下で入っては短めに利確・損切りを繰り返し、100Pips程度は取ることができました。

 

木曜日は祝日でほとんど値動き(10Pisp幅ぐらいしか動かなくて何もできんとあきらめた)がなくチンでましたが、金曜日の一本上げはおいしかったですね。

 

 

すんげ~チャートですw

 

強気で持ち続けられたら、200Pips余裕な展開でしたけど、下を見ていた私には無理でした。

 

ここまでくると137.8円までは到達する気がしますが、押しが入るのかそのまま突っ走るのかはわかりません。

 

金曜日の値動きは「押し目待ちに押し目なし」の格言どおりの超絶強い動きでしたが、週明けも同じ傾向が続くのか要注目です。

 

米国金利の上昇=ドル高と緩和継続=円安の相乗効果で円安急進となっている認識ですので、米国債が落ち着けば円安効果のみが残り、ドル安円安のマイルドな円安進行になりつつも137.8円をめざすというストーリーをメインで動いてみたいと思います。

 

【WTIOIL 日足】

最後に原油です。

 

また下げてきた~と思ったら、また上げ返してくるを繰り返しています。

 

73ドル~80ドルのレンジ相場ということなんでしょうね。

 

この値動き、本当に腹立ちますよw

 

バイデン米大統領が2月20日にウクライナを電撃訪問しましたが、次の2月21日につけた2ドル割れを底に天然ガスが反発しています。

 

エネルギー懸念が復活した?

 

というか、エネルギー価格の下落を止めるため、エネルギー危機を煽る目的でバイデンはウクライナを訪問したんじゃないかと疑いたくなるほど余計なことをしくさりますね、このおじいちゃんは。

 

きっしーもバイデンもさっさと辞めればいいのに・・・

 

安倍さんとトランプ元大統領のタッグの時の方が世界的に平和だったと思うのは私だけですかね。

 

とりま、菅さんの復帰希望。

 

最後に

 

一応、書いておかないといけないしきたりらしいので。

 

投資は自己責任でお願いします。

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