【株式投資】順張り派の大敵!ジャンピングキャッチの回避方法【FX】

投資

トレーダーであれば、1度はやってしまい大損したことがあるであろうジャンピングキャッチ。

 

例に違わず、わたしもしょっちゅうやらかしたことがあります。(なんなら今でも発動することがある)

 

ジャンピングキャッチは、日本語で言うところのスーパー高値掴みのことです。

 

チャートの天辺みたいなところでポジションを持ってしまうやらかし度合いMAXのやってもうた案件ですね。

 

発生する理由は、勢いよく上がっていく株価に「すげぇ、これは買えば大儲けできるやろ!!」と強気にエントリーしたところに、急騰前にエントリーしていたトレーダーたちの利確売りがブチ当てられ、いきなり上昇が止まり、「やべぇ」となった急騰途中で買ったトレーダーも投げ始めて急落が始まりおいていかれるといった感じでしょうか。

 

逆張り戦略の餌食になる側の現象ともいえます。

 

逆張り戦略については、こちらの記事も参考にしてみていただければと思います。

 

 

結局のところ、FOMO(Fear of Missing Out)に踊らされるなという話ではあるのですが、ジャンピングキャッチの発生しやすい状況とその回避方法について書いてみたいと思います。

 

ジャンピングキャッチが発生しやすい状況とは?

 

ジャンピングキャッチは、急騰・急落時に発生しやすいです。

 

当然と言えば当然ですが・・・

 

みなさん、以前から注目していた銘柄が徐々に買われはじめ株価が上昇した時、このように思いませんか?

 

うわ、注目していた銘柄が吹き始めたのに買ってないやん・・・やっぱり自分の考えは合ってたんや・・・でも、今更買えないし、様子見しよ・・・

 

そして、そこからさらに株価の上昇に勢いがつきはじめ、買っていれば爆益みたいな状況を見たとき、こう思ったりしませんか?

 

いや、自分の考え正しいやん、これだけ上がってるんやから、いまから買っても間に合うやろ!!いったれ~!!!!

 

はい、ジャンピングキャッチのフラグびんびんです。

 

そして、この心理状況でエントリーした場合、天井であることがほとんどですwww

 

確率でいくと9割以上はジャンピングキャッチになるのでは?

 

この徐々に買われてる期間+上昇に勢いがついてきて一気に噴き上げ始めるタイミングが、ジャンピングキャッチが発生しやすいタイミングになります。

 

なぜ、ジャンピングキャッチをしがちなのか?原因となるFOMOについて

 

ジャンピングキャッチが発生する理由は、トレーダーの心理状況にあります。

 

最近聞かれるようになった言葉ですが、FOMO(Fear of Missing Out)を感じやすい状況であることがジャンピングキャッチの要因の1つです。

 

FOMOを簡単に説明すると「みんながいい想いをしているのになんで俺だけ乗れてないねん、そんなの嫌だ!!という感情」といったところでしょうか。

 

株価が上昇している=その銘柄を保有しているトレーダーは大儲けしているのに、わたしは儲かってない、くやしい、自分もいい想いしたい、乗りたい、乗っちゃえという流れですね。

 

要は、他人がいい想いをしている度合いが大きければ大きいほど、FOMOを感じやすくなり、ゴキブリホイホイのごとく引き寄せられてしまうということです。

 

で、おもわず買ってしまうんですよね。

 

なぜだか気が大きくなり、えいや~っとやってしまう。

 

でも、トレーダーの全員がFOMOに従って買いを入れるのであれば、ジャンピングキャッチは発生しませんよね?

 

むしろ、ストップ高連発でみんなハッピーという状況になるはずです。

 

でも、そうはならないのが投資の世界です。

 

ジャンピングキャッチが発生するもう1つの理由がこちらです。

 

トレード上級者はFOMOを感じ取ったら利確

 

ジャンピングキャッチの餌食になる=喰い物にする存在がいるということです。

 

負けトレーダーと勝ちトレーダーの思考は、逆になっていることが多いです。

 

負けトレーダーがチャンスと感じエントリーしたいと思うようなポイントは、勝ちトレーダーにとっては利確ポイントであることがほとんど。

 

逆に、負けトレーダーが「こんなところで買うのは怖すぎて無理」と思うようなポイントは、勝ちトレーダーにとっては絶好のエントリータイミングになることが多いです。

 

人の行く裏に道あり花の山

 

株式投資の格言ですが、「株式市場で利益を得るためには、他人とは逆の行動をとらなくてはならない」という意味で、まさにジャンピングキャッチが発生する理由を言い当てている格言ではないかと思います。

 

では、ジャンピングキャッチが発生するおおよその理由が分かったのであれば、対策は言うまでもありません。

 

ジャンピングキャッチの回避方法

 

FOMOを感じたら手を出さない、FOMOを感じないようなトレードを行うことがジャンピングキャッチの回避方法になります。

 

・勢いよく(熱狂を感じるレベルの)上昇・下落をしているタイミングでエントリーしない

・株価が動き出したタイミングで躊躇せずにエントリーする

・株価急騰のタイミングで利確する

 

勢いよく(熱狂を感じるレベルの)上昇・下落をしているタイミングでエントリーしない

 

FOMOを複数回感じた時点でのエントリーは命取りです。

 

特に、チャート上で大陽線や大陰線が出現しはじめた、作り始めたタイミングでのエントリーはご法度。

 

そのようなチャートを見かけたら、心が揺さぶられてしまうでしょうけど、スルーしましょう。

 

スルーするためには、その銘柄のチャートを見ないことが1番です。

 

見ないようにするには、精神修行が必要かもしれません。

 

株式投資に我慢強さは必須です。

 

株価が動き出した(疑念を感じた)タイミングで躊躇せずにエントリーする

 

FOMOを感じるような株価上昇が起こる前にエントリーしておきましょうということです。

 

そんなのできたら苦労しないわという話ではあるのですが、エントリーポイントを最適化しないと期待値の高いポジションを持てません・・・

 

利益の乗りやすいエントリータイミングというのは、一般人が「そんなところでは買えないわ」と思うようなポイントです。

 

極端なことを言えば「怖すぎて無理・・・」と思うようなところで理性と理論をバックにエントリーするのがもっとも期待値の高いトレードになるということです。

 

念のためですが、「怖すぎて無理・・・」と思ったからという理由だけでエントリーするのはダメですよ。

 

「怖い、めっちゃ怖いけど、テクニカル指標的には絶対買いのタイミング、勇気をもって買うところ、買うところだから、押せ、買いボタンを押せっ、ポチっ」ぐらいの感覚です。

 

あとは、ほぼ値動きがないところから、少し値動きがあったところ。

 

たとえば、レンジ内からのブレイクやトレンドラインからのブレイク直後などの「これ、だましじゃないの??」と思うようなタイミングでのエントリーです。

 

トレーダーは、経験が増えれば増えるほど「だまし」の値動きにやられることも増えます。

 

ですので、疑います。

 

大きな値動きの初動は、とくに疑います。

 

何度もだまされてきてますから・・・

 

そして、躊躇します。

 

「ほんまに買っていいんか?」と。

 

そして、少しづつ株価が上がり始めるとなぜだか「いや、どうせ一旦下落するんでしょ?今買ったら、また下がるんでしょ??」と疑い、その場ではエントリーしません。

 

そうこうしているうちに、株価はスルスルと上がり「いや、そんな上がってしまったらもう買えない」となり、結局ポジションを持てなくなります。

 

なのに、最後の急騰を見たら買ってしまうのは、人間の精神構造最大のバグとしかいいようがない感じではあるのですが、なぜか上記のような心理状況を辿ります。

 

ここから得られる教訓はただ1つ。

 

疑念を感じた時は躊躇せずエントリーすべき

 

エントリー後に下落したらロスカットすればいいだけです。

 

大して上げてないところからの下落なんてたかが知れてるので。

 

ロスカットの重要性については、こちらの記事も参考にしてみてください。

 

 

株価急騰のタイミングで利確する

 

エントリータイミングの最適化が行えたら、最後の課題は利確(イグジット、アンワインド)です。

 

急騰して喜んでいるだけでは利益になりません。

 

含み益は幻と言われます。

 

利確してはじめて利益になります。

 

先に書いたとおりですが、急騰後は急落し、トレンド転換して下げ続けることが多いです。

 

株価上昇の期間が長ければ長いほど、下げの期間も長くなります。

 

いったんの相場の終わりを感じたら、利益確定をしましょう。

 

急騰に売りをぶつけるイメージでよいかと思います。

 

頭と尻尾はくれてやれという相場格言があります。

 

天井と大底を当てるのは至難の業ですから、最高のポイントで利益確定するのはまず無理です。

 

多少のずれはしょうがないとあきらめましょう。

 

気にしない気にしない。

 

急騰に売りを当てれている時点で、FOMOで買ってきているトレーダーに比べたら大儲けできているはずですから。

 

最後に

 

ジャンピングキャッチあるあるとその対処方法について書いてみました。

 

テーマ銘柄などに多い動きですので、人気化した銘柄のトレードではより意識したいところです。

 

ジャンピングキャッチを回避しつつ、大きな利益を取れるようにがんばりましょう。

 

最後に念のために書かせていただきます。

 

投資は自己責任でお願いします。

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