【株式投資】大負けの原因!塩漬けマンが産まれるメカニズム【FX】

投資

はい、わたしの心理状況をありのまま書くだけでございますwww

 

トレーダーのほとんどが通る道であろう塩漬け。

 

こんなやつですね。

 

 

2017年から5年間持ち続け、損益率が-83%とかギャグでしょうか?

 

「そんなもん、自分の作ったルールどおりにロスカットしてたらならんやろ」という感想しかでてこないわけですが、実際にこのように発生するわけです。

 

塩漬けマン=ロスカットできないマンですが、なぜ、トレーダーはロスカットできないのか?

 

そんなお話です。

 

ロスカットが重要なのは分かっている。分かっているつもりなんだ!!

 

はい、ロスカットが重要なことはトレーダーなら誰しもが知っている事実。

 

平常運転時には-5%ぐらいでカット、引っ張っても-10%程度でカットする方が多いのではないでしょうか。

 

わたしも9割以上のトレードにおいて、このルールが適用されることが多いです。

 

というのも、-10%の銘柄を保有し続けていることの心理的負担が大きすぎて、図らずもぶん投げてしまうんですよね・・・

 

そして、ぶん投げたところが大底で反転上昇するというのが様式美なわけですが、それでも-10%の損失に限定されるので塩漬けは回避できるのでOKでしょう。

 

が、しかし。

 

このぶん投げたところで反転上昇を5回、10回と喰らい続けるとどうなるか?という話です。

 

「今回もどうせここでぶん投げたら反転上昇するんやろ?今回は握ってみたろ」

 

思ったことありますよね?

 

わたしなんてロスカットする時は毎回この思考がめぐります。

 

そして、意外にこれがワークしますw

 

ちゃんと反転上昇して、損失が少なくなったりするんですよね。

 

時には、上昇トレンドに転換して利益が乗ってきたりするわけです。

 

そして、このような考えが頭をよぎります。

 

ロスカットは悪なのでは?」と。

 

実際、ロスカットすべきポイントを貫けれても耐えに耐えて助かった経験をしていますからね。

 

しかも1回や2回ではなく、そこそこの回数、助かる経験をするはずです。

 

これは、株の値動きがN字になりやすいことに起因しているわけですが、この特性がロスカットのルール遵守を揺るがせるわけです。

 

そして、味をしめたトレーダーはロスカットラインに到達した時に「もうちょっと待てば反転するでしょ」とロスカットしなくなります。

 

冒頭のロスカットは大事という話はどこいった?

 

塩漬けマンが爆誕する下地はできました。

 

そして、時はやってくるのです・・・

 

N字波動を無視した無慈悲な下落がトレーダーを襲う・・・

 

当記事を書いている2023年6月18日時点の日経平均のようなほぼ押し目を作らずに直線的に一方向に突き進む値動きをすることがあるんですよね。

 

一例として、新型コロナ相場で大相場を演じたエムスリーの週足チャートを見てみます。

 

 

赤丸印をエントリーポイント、赤ラインをロスカットラインという戦略を立て、エムスリーにエントリーしたとします。

 

52SMAを上抜けのタイミングで底練りの動きからの上放れで反転上昇を期待して買い、鉄壁の7000円ラインをロスカットラインとするのは期待値の高そうなトレードです。

 

トリプルボトムっぽくなってからのネックラインブレイクは、わたしなら喜んでエントリーしそうw

 

しかし、株式相場に絶対はありません。

 

無慈悲にもカップウィズハンドルのハンドルを作るところで失敗し、そのまま下落していきます。

 

そして、ロスカットラインである7000円に到達。

 

到達どころか、一気に下抜いてきました。

 

エムスリーはハイパーグロース銘柄として人気でしたし、10000円復活を期待されていた銘柄ですから、「いや、ちょっとオーバーシュートしただけやろ。7000円台にすぐ戻る戻る」と甘えてロスカットしなかったとします。

 

すると、あれよあれよと6000円まで下落・・・

 

「あ、これ、やばいやつか?」と思いつつも、もう損失は-20%を超えています。

 

5800円あたりで2週連続の陽線がでて、「おっ!?これは救済きたか!!??」と6000円台まで戻ったところで買値までの戻しに期待感を膨らませます。

 

ですが、6000円復帰が最後のあがきだったかのように、再度下落して底抜け。

 

あっという間に4000円まで下落しました。

 

損益率-50%・・・だ・・・と・・・

 

買値から半減です。

 

100株保有しているだけで、-40万円です。

 

メンタルブレイク必至です。

 

もう、投げやりモードですね。

 

ここまでくると、売る気すら失せます。

 

そして、塩漬けが爆誕ということになります。

 

ここまで損失が拡大してしまうと、本当になにもやる気がなくなります。

 

唯一、このクソポジションを精算するチャンスがあるとすれば、他の取引で大幅なプラス収支が出た年に損益通算のために減税対策として手仕舞うぐらいでしょうね。

 

ちなみに、冒頭で紹介したわたしのキムラタンのクソポジも爆益できた年末に処分予定です。

 

いつ、その時がやってくるのかは分かりませんがw

 

話が逸れました。

 

塩漬けマン爆誕のメカニズムは、通常時にはありえないような暴落モードに突入した時、甘えてロスカットルールを守らない人間の心理状況によるものだということです。

 

なお、エムスリーは4000円到達時点(損益-50%)の時点ですら、ロスカットしていた方がよかった例です。

 

山高ければ谷深し。

 

値ごろ感でトレードすると痛い目を見ますね・・・

 

ロスカットルールを遵守するトレーダーあるある

 

・自分が決めたルールに従い、ロスカットを行うと反転上昇

・4回連続、反転上昇

・5回目で甘えてロスカットしなかったら底抜け(確率20%を引く豪運発動)

・戻ってくるだろうと放置すると戻ってこない不思議

・耐えられなくなってぶん投げると、狙いすましたかのような反転上昇

 

もはや、様式美です。

 

投資の世界さん、メンタルの弱さを突いてくる攻撃力255定期。

 

最後に

 

塩漬けマンになりたくなかったら、ロスカットを徹底しましょう。

 

最後に念のために書かせていただきます。

 

投資は自己責任でお願いします。

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