いまだにパンク修理すらしてません・・・
ロードバイクはお休み中。
週末は、奥さんと廃墟めぐりや商店街めぐりをしつつの散歩を楽しんでおります。
ということで、特にロードバイク関連のお話はなし。
投資の振り返りと展望の自分用ログだけやります。
ロシアの動向に振り回されるめちゃくちゃ相場
ストレートに、「何もしない方がいい相場」という感想しか出てきません。
やればやるほどやられてしまうえげつない相場だと思います。
日経225先物は、2月22日の始値27000円から2月25日の安値25590円へ1400円近い暴落を演じ、「逝った~終わった~」と思わせおいてからの2月26日朝方に26970円まで全戻しという超ジェットコースター相場でした。
テクニカル無用のウクライナ危機という地政学的リスクに振り回された週だったと思います。
後付けで見ると、日経225が下げ止まり、反転、上昇しているポイントはレジスタンスラインがあったり、月足の24SMAがあったりするのですが、オーバーシュートしまくりでぶれているので、信念をもって握れる握力と「えいやっ」で飛び込める勇気がないと利益が出ない感じだったのではないでしょうか。
流れとしては、
1.ロシアはウクライナに攻め込まないだろう
2.え?ロシアがウクライナに攻め込んだ??
3.ロ)クリミアの演習から帰るね(うそうそ~)
4.ロシア、ウクライナに侵攻
5.停戦?
みたいな感じだったと思います。
ロシアが流すフェイクニュースに振り回されました・・・
市場は、「開戦するの?しないの?」という不安感から上下に大きく動きながら下落していきました。
そして、「開戦」となった時に一気にセリングクライマックスを迎え、上昇に転じたという形だったように思います。
まさに「Buy the rumor, sell the fact.(噂で買って事実で売れ)」の展開でした。
※今回の内容は下落要因だったので、売り買いは逆です。
ちなみに当事国のロシアのインデックスはとんでもないことになっていました。
主要国のインデックスで、50%急落とか初めて見た・・・
これ、2倍ブルとか買ってたら、1日で資金が全額消し飛んだわけですよね((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
まさに「おそロシア」ですね・・・
2月28日の週は、ロシアのSWIFT排除の問題により大幅下落から始まりそう・・・
2月26日の朝方は、ダウの狂い上げと日経平均先物27000円お帰り相場でロンガーは歓喜、ショーターはお葬式状態でした。
しかし、2月27日、ロシアへの経済制裁としてSWIFTからの排除をEU各国が検討というヘッドラインが入り、昼過ぎには米国も加えて正式にSWIFTからのロシアの締め出しを決定しました。
SWIFTとは、国際銀行間通信協会の略称で巨額の決済(兆円レベル)が飛び交う決済サービスのことです。
詳しくは、こちらのツイートを参考にされるのが分かりやすいです。
【速報】SWIFT🇷🇺排除 合意
・米欧が急転合意
・ロシアへ最も厳しい金融制裁「SWIFT排除」
…下記スライドは合意前にまとめたポイント
・ロシアはウクライナ侵攻継続
・ロシア、国外決済難しく 経済に打撃
・欧州経済や週明けの金融市場に悪影響も#SWIFT▽日経https://t.co/zLXpvXORUK pic.twitter.com/EZyY96ipUh
— 後藤達也(日本経済新聞) (@goto_nikkei) February 26, 2022
私もSWIFTという言葉は、猫組長の「金融ダークサイド」という著書を読んだ時に初めて知りました。
「一般人の私には知らない世界にこんなものが存在するんだ~」と思ったものですが、このSWIFTの利用をロシアに対して行えないよう経済制裁を加えるという内容です。
「SWIFTの利用禁止でなにか影響あるの?」とピンとこない感じですよね・・・
SWIFTが使用できないとなると、国際間の巨額の取引が行えないことになります。
ということは、ロシアから物を買えないし、売ったものの代金の支払いを受けれないということになります。
1番困るのは、ロシアから大量に購入していて生活に直結するものが購入できなくなることです。
それが、エネルギー資源であるLNG(液化天然ガス)や原油です。
とくにLNGは、欧州各国で電気を作るのに使われるメインとなるエネルギー資源であり、その供給が止まることは停電による経済活動のストップを招くことになります。
ロシアから供給されないとなると他の場所から購入するしかなくなり、LNG価格は暴騰することになると思われます。
代替資源として、原油も暴騰することになるのではないかと思います。
原油は、輸送(陸運、海運、空運すべて)で使われるエネルギー資源ですので、輸送コストの高騰を招きます。
輸送コストが上がれば、店頭価格にも反映され、インフレが加速します。
ウクライナ危機が起こる前、経済の最大の関心ごとは米国のインフレ危機の先行き不安でした。
この問題は、何も解決されずに残っている状態であり、その状況が加速する恐れがあります。
インフレ加速→米国の金利引き上げ→米国10年債の利率上昇→グロース株の下落などの景気後退懸念という流れで、経済に大打撃を与える可能性があるというのが私の聞きかじりの認識です。
なんだか、先々、絶望しか感じないのですが・・・
そして、サンデーダウはしっかりと下落中です。
日経225は、26700円ぐらいでのスタートになるのでしょうか。
日経225のチャートチェック
もはや機能しているのか分かりませんが、テクニカル面もチェック。
【日経225日足】
日足では、オーバーシュート気味ですが26000をぎりぎり死守した感じで一気に反発。
先物では、26970まで戻していますが、先に書いたとおり週明けは下落から始まる想定です。
26800円のレジスタンスラインを中心とした攻防戦でのスタートか?
もしくは、26600円付近に5SMAがあるので、26500円から26800円あたりをさまよう相場になるのではないかと妄想。
先週末の夜間で、27000円付近まで1度上げており、25SMAタッチで満足して下に向かう展開なのでは?というのをメインストーリーにして、売りで入れるところを探りたいと思います。
【日経225週足】
週足を見ると、1度、27700円あたりまで戻してもおかしくないように見えるのですが・・・
26100円~200円あたりのサポートラインも機能しているように見えますし。
なぜ、こんなに粘るのか気味悪いですね・・・
年金あたりが買ってきてるんでしょうか・・・
【日経225月足】
こちらも24SMAが機能しているように見えます。
となれば、下値は25800円ぐらいかもしれません。
週足と相まって、スコーンと落ちていくイメージが薄まってきてしまいました・・・
ただ、25800円を2度、3度と割れてしまうと24000円が現実のものとなりそうです。
油断した時に限って、つらぬくように仕掛けるのが大口の手口なので、なんとかついていきたいと思います。
【マザーズ日足】
マザーズは、2月25日に7.5%高というインデックスではありえないような暴騰となりました。
逆に怪しい・・・
「化け線」の可能性がありそうです。
前日の陰線を包む形の大陽線であれば信憑性が高かったのですが、そういうわけでもなく、下落途中に突如現れる大陽線であり、出来高も盛り上がったわけではない・・・
ショートカバーが主体の戻しだった可能性が高い気がします。
2月28日は5SMAの下で始まりそうですし、戻り売りを狙って試しに売ってみたいと思います。
壮絶に踏まれたら笑ってあげてくださいw
最後に
一応、書いておかないといけないしきたりらしいので。
投資は自己責任でお願いします。
最後の最後に。
トレーダー目線は一切無視で、ウクライナ危機の早期正常化を切に願います。
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