【株式投資】最高のチャンスは最大の恐怖との闘い!バイイングクライマックス・セリングクライマックス【FX】

投資

こんにちは、損小利大をめざすリーマントレーダーのAKIRAです。

 

今回は、最高かつ最恐のエントリーポイントとなる、バイイングクライマックスとセリングクライマックスについて、お話してみたいと思います。

 

ホルダーからするとセリングクライマックスという言葉は耳をふさぎたくなるような言葉ですけどね・・・

 

バイイングクライマックスとセリングクライマックスとは、相場のトレンドの最終段階によく見られる現象で、トレンド転換のサインとなります。

 

これらの現象を見逃さないようにすることで、相場の流れを読む力を高めることができます。

 

この記事では、以下の内容についてお伝えします。

  • バイイングクライマックスとセリングクライマックスとは何か
  • バイイングクライマックスとセリングクライマックスの見分け方
  • バイイングクライマックスとセリングクライマックスの対処法

 

それでは、早速見ていきたいと思います。

 

バイイングクライマックスとセリングクライマックスとは?

 

まず、バイイングクライマックスとセリングクライマックスとは何かを簡単に説明します。

 

バイイングクライマックスとは

 

バイイングクライマックスとは、高値圏で買いが限界に達した状態で、価格が急激に上昇した後に大きく下落することを指します。

 

いわゆる、天井を打つというやつです。

 

この現象は、上昇トレンドの最終段階に発生することが多く、買い手市場から売り手市場への転換点となります。

 

バイイングクライマックスが発生する原因は、以下のようなものです。

  • 売り手が少なくなり、買い手が多くなることで、需給バランスが崩れる。
  • 買い手が高値掴みを恐れずに買い続けることで、価格が過熱する。
  • 価格が急騰することで、利益確定や損切りの売り圧力が増す。
  • 売り手が反撃することで、価格が急落する。

 

バイイングクライマックスの例をチャートで見てみましょう。

 

 

このチャートでは、上昇トレンドの最終段階で株価が急激に上昇しました。

 

最高値をつけた当月と前月の陽線の大きさがえぐいですよね。

 

そして、出来高が激増しています。

 

しかし、その後株価は大きく下落しました。

 

これがバイイングクライマックスです。

 

わたしの知る限り、最恐最悪のバイイングクライマックスだったと思うんですけどね、チェンジ。

 

チェンジは、仕手株というわけではなく個人トレーダーに人気のマザーズ銘柄という枠で強烈な上昇相場が長く続き、ある日、いきなりストップ安を連発しはじめて1年以上下げ続けるという「山高過ぎて谷がマリアナ海溝」みたいな銘柄でした。

 

これの最高値付近で掴まったトレーダーさんは、完全に地獄行きだったでしょうね。

 

ちょっとした自慢話をはさませていただきますと、この最高値をつけた日の9時過ぎぐらいまで、わたし、チェンジを保有しておりましたw

 

たしか、日経先物が前日の現物終値より安く帰ってきた日だったと思うのですが、チェンジは高寄りしたんですよね。

 

そこで、さすがに地合悪そうだし下がるだろうと思い売り払ったのが運命の分かれ道でした。

 

その後、急落してストップ安に張り付いたのですが、あと1時間売るのが遅かったらと考えると身の毛もよだつ恐ろしさです・・・

 

バイイングクライマックスは、本当にある日突然やってきますので、最恐ですよ・・・

 

セリングクライマックスとは

 

セリングクライマックスとは、底値圏で売りが限界に達した状態で、価格が急激に下落した後に大きく上昇することを指します。

 

この現象は、下降トレンドの最終段階に発生することが多く、売り手市場から買い手市場への転換点となります。

 

セリングクライマックスが発生する原因は、以下のようなものです。

  • 買い手が少なくなり、売り手が多くなることで、需給バランスが崩れる。
  • 売り手が安値更新を恐れずに売り続けることで、価格が過度に下落する。
  • 価格が急落することで、買い戻しや損切りの買い圧力が増す。
  • 買い手が反撃することで、価格が急上昇する。

 

セリングクライマックスのチャートは、バイイングクライマックスの逆パターンです。

 

「え?まだ売られるの!?」というぐらいに売りが連続で湧き、板が高速で底を割っていく様はまさに地獄。

 

すごいスピードで下に動くので、画面上に表示できる板の外にあっという間に移動してしまい、注文を出すことすら困難というすごい状況になります。

 

そのスピード感は、バイイングクライマックスよりも高速で圧巻ですよ。

 

しかし、あるタイミングでどかんと買いが入るんですよね。

 

そして、下落が止まり、売りがピタっと止まる瞬間がやってきます。

 

「もう買っても大丈夫ですかぁ?(震え小声)」とうかがいをたてるがごとく上を買いはじめ、たまにくる大き目の売りを吸収しながら買いに転じるといった動きになります。

 

ここが最高・最恐の買いポイントになります。

 

買いは、成買レベルの注文を出さないと買えないことが多いです。

 

マジで怖いですw

 

バイイングクライマックスとセリングクライマックスの見分け方

 

次に、バイイングクライマックスとセリングクライマックスの見分け方についてお伝えします。

 

バイイングクライマックスとセリングクライマックスは、チャート上で以下のような特徴を持ちます。

  • バイイングクライマックスは、高値圏で長い上ヒゲを持つ陰線や大陰線などの強気転換パターンが出現します 。
  • セリングクライマックスは、底値圏で長い下ヒゲを持つ陽線や大陽線などの弱気転換パターンが出現します 。

 

これらのパターンは、相場の心理的な転換点を示すもので、トレンド転換のサインとなります。

 

ただし、これらのパターンだけでは、バイイングクライマックスやセリングクライマックスを確定することはできません。

 

そのため、以下のような補助的な要素も参考にすることが必要です。

    • 出来高やボリューム。バイイングクライマックスやセリングクライマックスは、出来高やボリュームが増加することで発生します 。出来高やボリュームが増加することは、参加者の興味や関心が高まっていることを示すもので、相場の動きに影響を与えます。
    • オシレーター系の指標。オシレーター系の指標とは、相場の過熱度やオーバーブートやオーバーソールドなどを示すものです 。オシレーター系の指標には、RSIやストキャスティクスなどがあります。これらの指標が極端な値を示すことは、相場の反転を予測することができます。
    • トレンドラインや移動平均線。トレンドラインや移動平均線とは、相場のトレンドやサポートやレジスタンスなどを示すものです 。トレンドラインや移動平均線がブレイクすることは、トレンドの変化を示唆することができます。

 

以上のように、バイイングクライマックスやセリングクライマックスを見分けるためには、チャートパターンだけでなく、出来高やボリューム、オシレーター系の指標、トレンドラインや移動平均線なども併せて分析することが重要です。

 

バイイングクライマックスとセリングクライマックスの対処法

 

最後に、バイイングクライマックスとセリングクライマックスの対処法についてお伝えします。

 

バイイングクライマックスとセリングクライマックスは、トレンド転換のサインとなるものですが、そのまま相場に逆らってエントリーすることは危険です。

 

なぜなら、相場は一時的に反発したり戻り売りや買い戻しが発生したりする可能性があるからです。

 

そのため、バイイングクライマックスやセリングクライマックスが発生した場合の対処法は、以下のようなものです。

  • バイイングクライマックスが発生した場合は、買いポジションを利益確定するか、少なくとも損切りを厳守すること。売りポジションを持つ場合は、価格が下落トレンドに転換することを確認してからエントリーすること。
  • セリングクライマックスが発生した場合は、売りポジションを利益確定するか、少なくとも損切りを厳守すること。買いポジションを持つ場合は、価格が上昇トレンドに転換することを確認してからエントリーすること。

 

以上のように、バイイングクライマックスやセリングクライマックスは、相場の流れを読む上で重要な現象です。

 

しかし、それだけでは十分ではなく、他の要素も併せて分析し、慎重に対処する必要があります。

 

と、いうのが定石ですが、スキャルピングやデイトレードをメインとする方からすると短時間で大きな値幅をとれる最大のチャンスでもあります。

 

特に逆張りを得意とするトレーダーにとっては、絶対に見逃すことは許されない最高のチャンスとも言えます。

 

落ちるナイフをつかまないために、板の動きやチャートの遷移、出来高の確認は必須ではありますが、底に叩きつけられ、刃が折れてバウンドしてきたナイフはしっかり掴みにいきたいところです。

 

あとは、急落の原因となったリリースやニュースの内容を吟味し、どこまで買いを引っ張れるかを検討すればよいかと思います。

 

掴みにいくタイミングで、リリースやニュースを確認しているようでは最高のエントリータイミングを逃しますので、とりあえず掴んでからというのがポイントになるでしょう。

 

まとめ

 

この記事では、バイイングクライマックスとセリングクライマックスについて解説しました。

 

バイイングクライマックスとセリングクライマックスは、

  • 高値圏で買いが限界に達した状態で価格が急激に上昇した後に大きく下落する現象
  • 底値圏で売りが限界に達した状態で価格が急激に下落した後に大きく上昇する現象

であり、

  • 相場のトレンドの最終段階としてよく見られる現象
  • トレンド転換のサインとなる現象

です。

 

バイイングクライマックスやセリングクライマックスを見分けるためには、

  • 長い上ヒゲや下ヒゲを持つ陰線や陽線などの転換パターン
  • 出来高やボリュームの増加
  • オシレーター系の指標の極端な値
  • トレンドラインや移動平均線のブレイク

などを参考にすることが必要です。

 

バイイングクライマックスやセリングクライマックスの対処法は、

  • 買いポジションや売りポジションを利益確定するか、少なくとも損切りを厳守すること
  • 価格がトレンドに転換することを確認してから逆張りすること

です。

 

なかなか遭遇することがない現象ではありますが、最高・最恐のエントリータイミングを楽しめるぐらいのトレーダーに成長したいものです。

 

最後に念のために書かせていただきます。

 

投資は自己責任でお願いします。

コメント

タイトルとURLをコピーしました